パソコンの操作は可能な限りキーボード入力を行い、マウス操作を減らすことで高速化できます。
ブラウザを開いたり、よく使うフォルダを開いたりする作業は人生で何千、何万と行う動作になりますので、一秒でも早く作業することを行うべきです。
ちょっとした違いなのですが、塵積で大きな差があると思っています。
フリーの良い感じのショートカットツールも世の中には沢山ありますが、Windowsの標準の機能だけでも十分です。
ここではその手順を照会します。
やりたいこと
「Windows + r 」でファイル名を指定して実行
「gc」と記入してEnter
GoogleChromeが開く
例示ではGoogleChromeですが、ショートカットを作れるなら何でもキーボード操作で可能です。
やり方
ショートカット登録用のフォルダを作る
Cドライブのすぐ下に
mycomand
というフォルダを作ります。
名前はなんでも良いんですが、とりあえずこの名前で行きます。
PATHに登録する
「コントロールパネル」から「システム」を開きます。
コントロールパネルはWindows10になってから解り辛くなった気がしますがWindowsキーうつと出てくるCortanaに「こんぱね」と打ち込むと出してくれます。
個人的にはXPのイルカを彷彿とさせるうっとおしさですが、たまには使ってやりましょう。
コントロールパネルではシステムを選択します
システムの詳細設定を選択します
環境変数を選択します
下段のシステム環境変数より、「Path」という記述を選択し、編集を行います
「新規」より、先ほど作成したフォルダ「c:\mycomand」を入力します。
順番は優先順位ですので、どこでも良いんですが、上位の方が意図した動作になると思います。
OKをして閉じたら準備完了です。
お好みのアプリケーションやフォルダのショートカットを作成し、
c:\mycomand
に移動、解りやすくて短い名前にします。
後はその名前を冒頭の「ファイル名を指定して実行」(Windows + r )で実行すればOKです。
おすすめの使い方は、
- デスクトップのショートカットは全部c:\mycomandに移動し、ショートカット化
- デスクトップはゴミ箱(一時的な作業用フォルダ)として利用
というやり方です。
デスクトップは一時的な作業場所としては最も分かりやすく、また、PCを立ち上げた時に最初に見るので、作業途中であることを忘れ難いです。
一方で、基本的にはクリックして開くのでよく利用するものを置くには不向きです。デスクトップには作業途中のものを雑多に置いておき、作業がひと段落したら全部消します。
以前、本当に仕事の早いエンジニアがこういうことをやっていて、丸パクりしました。
仕事も自前PCも基本的にはこのやり方でやっています。
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