四半期決算を分析するアプリをWordPressで作る

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追記:ツール完成済みです。こちらから。

累積でない四半期決算(※)の業績とその前期比を計算し、表示するWebアプリケーションをこのWordpress上に開発しようとしています。

※累積でない四半期決算についてはこちら

このブログで散々挙げている株の公式の中で、林則行先生は、

  • 株価に最も影響を与えていると思われる情報を1つだけ挙げるとすれば、それは直近の業績の伸びである。
  • この数値は簡単には手に入らない。
  • これは、多くの人が大事な情報を持たないまま株式投資をしているということを表している。

と述べておられます。それならば私が作ってみようと思い立ちました。

ちなみに、この直近の業績の伸びとは、累積ではない四半期決算の前年同期比のことです。

私は毎日決算データを自前のPostgresデータベースに投入し、この累積ではない四半期決算を計算して新高値を付けた銘柄の業績を分析しています。この手間がちょっと非効率に感じてきたのも思い立った理由の一つです。

WordPressでやる理由は無いんですが、現状私が契約しているサーバが当ブログしかないです。WordPressを学習するのにも良い機会かと思ってます。

こんなことをぼんやり考えながら開発のための学習も開始し、株式投資の学習や分析も継続していますので、ブログ更新をかなり怠けてました。。。

できるかなーと色々調べるうちに、開発にあたり結構制約があることが解りました。

当ブログはXserverで動いています。この、Xserverは非常に素晴らしいサービスなのですが、サーバにログインする際のroot権限がありません。

つまり、インストールや実行にroot権限を要するアプリケーションやミドルウェア、プログラム言語は使えません。

こちらにXserverで使用可能なプログラム言語がありました。

php(WordPressでUI作成) + MySQL(WordPress用のDBを間借り) + Python(DB自動更新スクリプト)

という組み合わせでやっていくことになりそうです。全く経験ないよw

イメージは以下の通りです。

ところで、Xserver上でWordPressをインストールすると、MySQLは契約したサーバ上ではない別のサーバ上にいるんですよね。

これは有り難い仕様なのですが、サービス提供側のメリットが謎です。なんでだろ。

・・・で、この開発ですが、いくつかのハードルをクリアせねばなりません。

①EDINETから決算データを取得する

1日一回とかの頻度で、決算データベースを更新せねばなりません。

その為に決算データをEDINETから取得します。

EDINETとは国が管理している財務情報の電子開示システムです。ここに企業の提出文書が掲載されます。

決算報告書も勿論です。この決算報告書ですが、XBRLという共通フォーマットで取得できます。

ググるとPythonでEDINETからXBRLを取ってくる良い感じの事例が結構出てきます。非常に有り難いです。

②決算データベースを更新する

EDINETから取ってきたXBRLをデータベースに突っ込みます。XBRLの仕様理解が高いハードルになりそうです。

テーブルを自作することになりますが、Wordpressは自前でテーブルを作成しても動作には影響はない模様です。そういったカスタマイズが想定された作りになっています。

ただし、自作テーブルについては標準のバックアップ機能ではバックアップされない等、注意が必要そうです。

累積でない四半期決算の業績を計算する、分析用の中間表の作成もここで行うことになりそうです。

③データを取得する

あまり複雑なSQLではレスポンスに影響がありそうなので、ある程度割り切って中間表を作ることになると想定しています。

④レスポンスを返す

WordPressで表示する為のプラグイン等の開発になります。

ただズラーっと並べただけではワケわからんものになってしまいますので、見せ方には工夫が必要です。

全く経験無いので、ここが最大のハードルになります。

結構難易度高そうです。途中で頓挫するかもしれません。

でも新しい技術を学んでいくのって楽しいしわくわくします。

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