データベーススペシャリスト合格に向けて勉強中です。
午後Ⅱの長文読解でつまづきそうだったので、参考書を探していました。
そこで、オススメの書籍を発見したので今回はこちらの紹介です。
序章から難関の午後Ⅱ問題を中心に解説する章立てとなっています。
そのため、初心者の方が初めから読んでもピンとこないからなのかもしれません。
そのせいか、Amazonレビューはあまり高くありません。
初心者の方も、1章から4章にデータベースの基礎理論の解説もあるので、こちらを読みつつ過去問を解いてから序章を読めば、また違ってくると思います。
データベーススペシャリスト、というかデータベースは、ただ知識を付ければ良い(暗記でクリアできる)ものではありません。
ちょっときつめの表現になってしまいますが、
この本の価値が解かるレベルに至らないと、試験としてもデータベースエンジニアとしても、合格ラインに立つことは出来ません。
必読の序章!難関の午後Ⅱ攻略の解法!
データベーススペシャリストは知識を問う問題もありますが、特に難関の午後Ⅱの問題については読解力を問う問題になっています。
この難関の午後Ⅱの解法と学習方法が序章に記載されています。
この解法の有無で、かなり難易度が変わります。
解法をザックリ説明すると、
- 業務パターンを知識として知っておく
- まずは問題全体を把握する
- ポイントとなるセンテンスと関係スキーマに数字を書く
というテクニックです。
また、「解くべき優先順位」をつけたうえで、 過去18年分の過去問の解説も付いてきます。
- 本書お勧めの過去問を優先順位順に解く
- 間違えたところの解法を読む
- 次の過去問を解く
の繰り返しで、かなり力が付くと思われます。
時間が無ければ、解くのは数回に抑えて解説を読む。という方法でも良いと思います。
午前Ⅱ対策もバッチリ
午前Ⅱ対策も過去問を集めて解説した資料も付録として付くので知識問題対策もこれで行えます。
本書序章にも記載があるのですが、一度やったらしばらく忘れる期間を作って、即答できなかった部分に対してのみ、もう一度実施する。
というやり方が知識問題対策には適しています。
本書では著者の経験に基づいた効率の良い学習方法。という表現がされているのですが、これは脳科学的にも確立された学習方法です。
メンタリストDaigoがYoutubeでそう言っていましたので、間違いないと思いますw
参考書で感動するレベルのクオリティ
この解法に至るまでの努力、解説を作る時間を考えると、そこらの一冊の本とはレベルが違います。
これまで読んだ書籍全体と比較しても、ここ数年読んだ本の中で最高レベルです。
また、本書の解法によって身につく、長文読解法や仮説検証型のアプローチは、実務でも役に立つテクニックです。
その為、試験で得た能力を実用する上でも使える本であり、決して試験攻略のためだけの本では無いです。
エンジニアとして、一生使える能力が得られます。
と、ここまで絶賛しておいて不合格したらシャレにならんので、勉強頑張ります…。
コメント