私の株式投資方法ですが、新高値を付けたところで買いを入れる「新高値ブレイク投資術」を実践しています。成長株投資とも言うのかもしれません。
「新高値ブレイク投資術」とは、まずは新高値を付けた銘柄で絞り込みを行い、テクニカル面(株価チャート)を確認します。その次にファンダメンタル面を検証して投資判断を下す。という投資方法です。
以下の三冊を読んで学んでいます。
オニールの成長株発掘法
株は底値で買うのでは無く、上昇時の高値で購入すべきという基本的な教えが書かれています。それを行う為のチャートの見方、ファンダメンタルの分析方法、やってはいけない事など大事なことが沢山書いてあります。必読の名著です。
ただ一点注意があります。本書ではファンダメンタル分析としてEPS(一株当たり利益)の分析を重視しています。
後述の「株の公式」で記述されているのですが、日本株ではこのEPS(一株当たり利益)はあまり重視されず、売上高や利益を重視する傾向にある模様です。
株の公式
こちらは「伝説のファンドマネージャー」林 則行さんの著書です。
オニールの成長株発掘と考え方のベースは同じですが、日本株を対象としている事や、購入のためのチェックリストもついているので私の様な素人でも実践し易いです。また、四半期決算の読み方について、他の書籍にはない、非常に大事なことが書かれています。
この記事で紹介する3冊はどれも自分にとって必読でしたが、その中でも一冊選ぶとしたらコレです。
新高値ブレイク投資術
兼業投資家で大成功を収めたDUKE。さんの著書です。
DUKE。さんもサラリーマンをしながら株式投資をしているとのことなので、海外の超有名投資家や、日本の伝説のファンドマネージャーよりは近しい存在かと思います。その上で成長株投資法で成功を収めているという事なので読まないわけにはいきません。
投資手法に関する内容は「株の公式」に近いのですが、本書の方がよりテクニカル(チャート分析)を重視しているように感じます。「株の公式」ではファンダメンタルの条件が厳しめで成功率重視、「新高値ブレイク投資術」ではあまり厳しく設定すると急成長銘柄を逃してしまう可能性を説いています。
また、個人投資家が行うべきリスクマネジメントや、成功を収めるまでの著者の失敗談も赤裸々に書かれています。
なにより「新高値ブレイク投資術」というネーミングがこの投資手法を的確に表現していて良いです。
なんか必殺技みたいでカッコいいしw本記事のタイトルにも使ってしまいました。
それぞれまだ一回、二回読んだくらいです。しかもノートを取りながら学習しているにも関わらず、教えを守らずに失敗した事もあります。
何を勉強する時もそうですが、読んだ冊数は自分にとって分かりやすいステータスになるので次々と違う本を読んでしまいがちです。それで学んだつもりになって身になってない、ちょっとしたら忘れているというのはよくある失敗パターンです。定期的に何度も読み返して定着させていこうと思います。