銘柄 | 金額 | 割合 | 前月差 | 前月金額 |
銀行預金 | 5,965,613 | 18.6 | 0.3% | 5,950,204 |
国内投資信託 | 2,921,809 | 9.1 | 1.6% | 2,876,821 |
国内株式 | 7,681,458 | 24.0 | -5.3% | 8,113,311 |
国内ETF | 379,800 | 1.2 | 0.5% | 378,000 |
海外ETF | 2,930,760 | 9.1 | -8.9% | 3,215,617 |
S&P500投資信託 | 5,789,321 | 18.1 | 1.4% | 5,706,980 |
海外インデックス投資信託 | 1,467,193 | 4.6 | 4.8% | 1,400,021 |
新興国インデックス投資信託 | 182,687 | 0.6 | 6.2% | 171,991 |
海外債権投資信託 | 307,739 | 1.0 | 0.9% | 305,106 |
債権ETF | 755,522 | 2.4 | 2.6% | 736,611 |
コモディティ | 3,658,737 | 11.4 | 9.4% | 3,344,353 |
合計 | 32,040,638 | 100.0 | -0.5% | 32,199,013 |
前月差-12万ほど。
3-4月全体を振り返ると暗号資産、貴金属以外の相場は横ばいでした。
特定口座で保有していた株を利確し、新NISA口座で買い直すということを進めていました。
利確時にガッツリ税金引かれているので、その分保有資産が減ってます。
年初にすぐNISAへ移管していればもっとマシだったんですが…。
金はNISAで買うな、ETFでも買うな
最近知ったことなんですが、、、
貴金属を売却したときの所得は年間50万円まで特別控除することができます。※確定申告は必要です。
つまり、毎年、利益50万までは課税されません。
金投資におけるかなり重要な事項です。
金投資に関する書籍を結構読んできたんですが、このことについて触れている書籍はありませんでした。
制度詳細
正確には、保有していた期間によって異なります。
ざっくり言えば、年50万の特別控除ですが、5年以上保有している分については利益を半額で計算されます。
(1)所有期間が5年以内の場合
課税譲渡所得金額 = 売却価額−(取得価額+売却費用)−特別控除50万円
(2)所有期間が5年超の場合
課税譲渡所得金額 = {売却価額−(取得価額+売却費用)−特別控除50万円}×1/2
詳細を確認したい方は、以下の楽天証券のFAQがわかり易くて良いと思います。
参照リンク(楽天証券FAQ):
https://faq.rakuten-sec.co.jp/2730001
金をETFやNISAで購入するデメリット
金をETF(IAU、GLDなど)で買ってしまうと、こちらは金融商品となるため利益の約20%が税として掛かってしまいます。
また、NISA口座での購入なら課税されませんが、NISA枠を消費してしまう(他の金融商品をNISAで購入できない)というデメリットがあります。
また、NISAのような非課税口座は一般的にはリスク商品(株式)を購入するほうが合理的と言われています。
制度を活用するため、金は現物を買う
金は現物を購入し、毎年含み益50万に収まるように利益確定して購入し直す。
というのが、今私の考える最良の戦略です。
確かに、金現物はETFと比べると手数料が高いのがデメリットです。
しかし、20%の譲渡所得に比べると軽いものです。
楽天証券(金取引) | 1.65%(買付時手数料) |
SBI証券(金取引) | 1.65%(買付時手数料) |
金ETF(IAU) | 0.25%(経費率) |
実際にどれくらいの差になるか計算します。
円建金(XAUJPY)の価格は、2024/1~2024/4で1トロイオンスあたり300,000円から350,000円程度値上がりしました。(もっと上がってますが、計算を単純にするためにこの程度にします)
これを10口(10トロイオンス)買って、4月に利確としたときの現物とETFの差が以下になります。
それぞれ、金現物は取引手数料1.65%)を、金ETFは経費率(0.25%)を購入価格から差し引いて評価額として計算しています。
金価格 | 金現物評価額(1.65%) | 金ETF評価額(0.25%) |
3,000,000 | 2,950,500 | 2,992,500 |
3,500,000 | 3,442,250 | 3,491,250 |
利益 | 491,750 | 397,429 |
評価額としては経費率の低いETFのほうが上ですが、利益確定したときに20.315%の譲渡税が掛かってしまいますので、最終的には10万以上の差となりました。
結構大きいですよね・・・。
金現物を買う(楽天でもSBIでも良い)
金で計算しましたが、銀・プラチナも同様です。
経費率の高さでETFで購入する人のほうが多い印象ですが、無視できない差があります。
現物購入もポートフォリオに含めることをおすすめします。
楽天証券やSBI証券で金銀プラチナの購入も可能で、前述の通り手数料は同じなのでどちらで買っても良いと思います。