私はFIREを目指しています。
FIREとは、 Financial Independence(経済的独立), Retire Early(早期リタイア)のそれぞれ頭文字をとった言葉であり、ものすごく簡単に言えば、
「不労所得で稼げるようになれば働かなくていいよね」という事です。
その為には、
- 金を稼ぐ(貯める)
- 投資する(不労所得を作る)
- 生活費を下げる(節約する)
という三点を実現する必要があります。
FIREの詳しい言葉の意味等はこちらの記事をご参照ください。
今回、FIREムーブメントの火付けとなったグラント・サバティエ著の「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」を読みました。
かなりボリュームのある本ですが、FIREをこれから目指したいと思う方は読んでおいて損は無いと思います。
「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」を読んで
投資でおおむね平均年4%程の収入が期待出来るので、年間支出の25倍の額を株などの資産として保有することを目指します。
年間支出の差によって必要となる資産は大きく変わります。
年間支出 | 必要資産 |
400万円 | 1億円 |
200万円 | 5000万円 |
そのため、
- まず生活費を下げる
- 減った生活費分を投資に回す
- 生活費が少ないので必要資産額も下がる
というのが私のイメージしていたFIREムーブメントでした。
ところが、本著の記載は異なっていて、以下の通りです。
- まず稼ぐ
- 節約はするが無理はしない
そもそも何のためにFIREを目指しているかというと、幸せに生きたいからなんですよね。
無理をして困窮した生活を送り続けるのでは本末転倒ということらしいです。
本著ではまず稼ぐ。という事にフォーカスが当たってるのが特徴です。
節約には限界があるが、稼ぐのは青天井
何故節約より稼ぐことにフォーカスが当たっているかを本著より一部抜粋して説明します。
「経済的自由にいち早くたどりつくためには、収入を増やす方が支出を切り詰めるより影響力が大きい。なぜなら、支出を切り詰めるのには限度がある一方、収入を増やす事でより多くの資金をより頻繁に投資に回せ、複利のペースと資金の増加を加速させることが出来るからだ。」
「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」 より
確かに節約は使っているお金以上にはできませんが、稼ぐ方に上限は無いです。理論上は…
ではどの様により多くのお金を稼ぎましょうかというと、
- 本業の昇給交渉する
- 副業をする
といったことで収入を増やそうとの事です。
昇給交渉の方は会社にもよりますが、日本企業では難しい事が多いですよね。
そして副業。これもまた、難しい問題です。
少なくとも私は何一つうまくいってません。
※本ブログ収益はバリバリの赤字となっておりますので、ご安心(?)くださいw
収入を増やすのは難しい、簡単に出来ることからやる
私のセンスが抜群に悪いのもありますが、正直言って収入を増やすのは多くの人にとって難しいです。
じゃあFIREは諦めて、永遠と働き続けるしかないのかというのも受け入れ難いです。(わがままですがw)
FIREを目指すあたって、収入を増やす以外でも出来る事はあります。
ここからは本書の主張から若干それるので一旦切ります。